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第38回りっつん夜学 「手前味噌 〜味噌作りレクチャー(5)〜」

今回で第5回目となるりっつん夜学での味噌作り。講師はおなじみの長井さんご夫婦です。材料は八郷の長井農園から届いた大豆、麹、そして塩(海の精)です。りっつんスタッフも朝から全力で豆を茹で、夜学に備えます。厨房が甘い大豆の香りに包まれます。

参加者の皆さまにはいつものように2人一組になっていただき、協力して作業を始めていただきます。初対面の方同士でもすぐに打ち解けていきました。

愛情込めて作ります

味噌への思い、いろいろ

まずは生麹をほぐし、塩と混ぜるところから始まります。長井農園で収穫された有機米を作った生麹は柔らかく、少し温かくなっています。塩は伊豆大島の伝統海塩、海の精を使用します。


味噌への思い、いろいろ

じっくり混ぜたら次に豆をつぶします。何度か参加していただいたリピーターのお客様はすっかり手慣れた様子。初めての方も悪戦苦闘しながらも順調に豆をつぶしていきます。すりこぎやマッシャ—だけでなく、今回は手袋をして手で直接つぶす方もいらっしゃいました。


豆を触ってみて「あ、こんなに柔らかいんだ」と言う方、「結構固いね」と言う方、さまざまです。「豆はどのくらいまでつぶしたらいいんだろう?」と言う質問に「私は豆の粒を大きめに残しておいて、お味噌汁の具にしちゃうわよ」というツワモノのお客様もいらっしゃいました。皆さん童心に帰って無心に豆と格闘します。


味噌への思い、いろいろ

次に、つぶした豆を麹・塩と混ぜ合わせ、小さく丸めて一つずつ味噌樽に詰め込んでいきます。


味噌への思い、いろいろ

空気が入らないように慎重に、しっかりと詰めていきます。樽に詰めたら一番上にラップをしてしっかりと密封します。

夜学風景

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一通り終わったら、長井さんから味噌が発酵するまでのアドバイスです。「帰ったら500g〜1kgの重しをしてくださいね。冷暗所において時々様子を見てください。水分が上がってきていたら水抜きをしてください。夏を過ぎて白っぽいカビができていたらそこだけよけてください」皆さん熱心に聞き入ります。味噌の保管場所については「夏が過ぎたら小分けにして冷蔵庫に詰めてもいいですよ、でも外のほうがよく発酵するから味噌の様子を見て決めてくださいね」とのこと。


夜学風景

お味噌が出来上がったテーブルから順に今夜のまかないが配られました。一生懸命豆をつぶしてお腹もすき、まかないがより一層おいしく感じられます。まかないをいただいたら、袖振り合うも多生の縁…ということで参加者の皆さまそれぞれに自己紹介をしていただきました。

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味噌への思い、いろいろ

味噌への思い、いろいろ

今回は味噌作り初心者の方、特に「味噌ってどうやって作るんだろう?」と好奇心から参加された方が多くいらっしゃいました。実際に作ってみると、味噌作りは麹と塩、大豆をつぶして混ぜ、発酵させるだけ、実にシンプルです。初めての方がそのシンプルさにびっくりしたのはもちろんのこと、2年ぶりに味噌作りに参加してくださったお客様も「最初に考えた人はすごいですね!!」と改めて感動していらっしゃいました。
また「単純な作業だからこそ丁寧に作りたい」「自分にも家族にも、とても優しい気持ちになれる」と感想をくださったのは、久しぶりに夜学に参加してくださったお客様。このひと手間で心がつながるのかもしれません。
はるばる栃木県から参加してくださったお客様もいらっしゃいました。「うちは兼業農家で味噌作りもしていますが、私はやったことがありません。今回こうやって参加できて本当によかったです。」
味噌作り夜学リピーターの中には「去年作った味噌は一年もたたないうちに食べちゃったわ〜味噌が大好きなの」という方も多く、並々ならぬ愛情を感じました。自宅でも味噌作りをされていて、「今年は8kg作りました」という方も。日本人の生活に欠かせない味噌。どんなに生活習慣が変わっても、昔から変わらないものがここにあります。

一人で参加してくださった方もいれば、お友達同士誘いあって参加してくださった方、また家族総出で参加された方、母娘で参加された方もいらっしゃいました。小さなお子さんも一生懸命豆をつぶし、チームワークはばっちり(?)です。お嬢様と二人で参加されたお客様は自宅で農業をなさっており、今年は大豆も作られたそうです。けれども「枝ばかりが育って、実際に収穫できたのは茶碗一杯ほど」だったとか。ほかにも農業に取り組まれている方の中には大豆作りの大変さを身にしみて感じられている方もいらっしゃいました。「長井さんは25kgの大豆を今回用意してくださったと聞きましたが、本当に大変だったと思います。ありがとうございます。」当たり前であって当たり前でない生産者の苦労を感じ、生産者の顔を見て味噌を作るって本当に素敵だなぁと、スタッフもジーンと感動してしまいました。

今回の参加者の中には自宅で農業をしてらっしゃる方も多く、「去年はブロッコリーがひよどりにすっかり食べられてしまいました」という方があれば「うちもです。うちはアブラムシもひどかった」という方も。長井さんも「うちも今年はひどかった(笑)」そうです。

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八郷のパイオニア、長井さん

八郷のパイオニア、長井さん

最後に店主の小清水から長井さんをご紹介させていただきました。長井さんご夫婦は1974年から旧八郷町で有機農業を始められました。「まだ農家でお蚕を育てていたころ」と笑う長井さん。その頃ちょうど野菜の農薬問題が叫ばれるようになりましたが、実際に有機農業を始める人はほとんどおらず、全くのパイオニアだったと言います。長井さんの奥さんもまさか農業をやることになるとは…と思っていたとか。けれども今では「味噌だけでなく、梅干しやたくあんも作ってくれる。頼りになる旦那さんです」と、ちょっとのろけ話(?)もこぼれ、相変わらずのおしどり夫婦ぶりを披露してくださいました。

お二人のお住まいは長井さん手作りの木の家です。りっつんのスタッフも何度かお邪魔させていただきましたが、本当に素敵なお家でした。お二人は農業だけでなく、最近では八郷在住のアーティストの方々と「こんこんギャラリー」での活動にも参加されています。ログビルダーの棟梁によって建てられたログハウスで年に一度レストランを開催されているそうです。昨年は皆さんでピザ窯を作ってみたのだとか…皆さまも八郷・石岡までお越しの際には是非一度訪ねてみられてはいかがでしょうか?

今日は月のきれいな夜でした。樽に仕込まれたお味噌もほかほかとうれしそうです。来年の今頃、今夜の月のような皆さんの笑顔がまた見られますように。

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こぼれ話

こぼれ話

みなさん、大豆の煮汁がとっても甘くておいしいのをご存知ですか?スタッフKは1年ぶりに味見したこの煮汁の味があまりにもおいしいので、思わずごくごく飲みほしてしまいました。この大豆の煮汁、お風呂に入れると肌がすべすべになります。皆さんもご自宅でお味噌を作られる際にはどうぞお試しください。

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参加したみなさんの感想

  • ◆今回で4回目なのに全然手順を覚えてませんでした。…一人で作れるようになる日は来るんだろうか。
    でもきっとみんなでわいわい楽しく作れるから、また来年もりっつんに来てしまうと思います。
    長井さん、いつもすばらしい材料と指導をありがとうございます。夏が過ぎて今年の味噌が食べられるのが楽しみです。
  • ◆毎度楽しく参加させていただいてます(3回目)。ついおしゃべりがすぎて、最後にラップをするということを今回初めて知り、もしかして今までとまた違った味噌の仕上がりになるのかな?と楽しみです。
  • ◆“無心”になって夢中で作っている間に出来上がった感じです。豆も煮上がった香りがとても良くて、普段あまり感じてない手のひらの感覚をたくさん使い気持ち良かったです。1年後が本当に楽しみです。自分で豆からつぶした分愛着があり、いただく時も大切に扱いたいと思いました。ご指導ありがとうございました。
  • ◆前回も思ったのですが、大豆と米こうじと塩から味噌ができるというシンプルさに感動しました。毎日口にしているあまりにも身近な食材なのに、自分で作ってみるまでは作り方も何も分かっていませんでした。初めて味噌を作った人は偉大だなぁ…としみじみ思います。またぜひ参加させていただきたいです。このお味噌でお味噌汁をいただく日が待ち遠しいです。
    長井さんご夫妻、りっつんの皆様、今日もお世話になりました。ありがとうございました。まかないごはんも、いつもながらとてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
  • ◆楽しみにしていたので参加できて大満足です。熟成されるまで時間がかかるようですが、大事にお世話してみます。ありがとうございました。
  • ◆初めての味噌づくりでしたが、スタッフの方々が充分準備して下さっていたので楽しく体験できました。ありがとうございます。手を使う作業は、人間本来の感覚が刺激されて、とてもリフレッシュできました。来年食べるのが楽しみです。食事も心がこもっていて、癒されました。
  • ◆今回で3回目。下の娘もエプロンをしてお手伝いをしてくれました。お兄ちゃんも豆を頑張ってつぶしてくれて、もう回りはぐじゃぐじゃに汚れてしまいました。義母は毎年この味噌を楽しみにしてくれています。今年も家族4人で味噌作りをし、母に持って行くのが楽しみです。色々ありがとうございました。
  • ◆初めての味噌づくりでしたので、どうなるか不安でしたが、楽しく作業をさせてもらえました。
    みなさんのお話を聞くと、お家で農業をされている人がたくさん来られていたので、私もベランダで何か育てられたらと思いました。やはり素人はシソ作り位からでしょうか。
    大豆を用意していただいたと思っていただけが、他の方のお話を聞き貴重な大豆だということがわかり、有り難くいただこうと思います。
  • ◆初めて自分で味噌を作りました。想像していた以上に楽しかったです。食べられるのは夏以降とのことで、食べる日がとても楽しみです。子供達に「ママが作ったみそだよ。」と自慢しようと思います。いつか子供達と参加できたらいいなぁ…ありがとうございました。

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今回の夜学のご案内

【第38回】 2月25日(木)18:00〜21:30
「手前味噌 〜味噌作りレクチャー(5)〜」 講師:長井農園 長井さん
まかないつき学費 2,000円+材料費2,500円
材料費内容(長井農園産の八郷在来有機大豆、長井農園の有機米で作った麹、海の精等)
定員 16名(先着順。定員になり次第締め切らせていただきます。)
申し込み〆切 2月21日(日)
お味噌の仕込み量:お一人様出来上がり【約4kg】を予定しています。
持参していただくもの:エプロン/三角巾/味噌を入れる容器(5リットル用)/容器に入れるビニール袋/
お持ちの方はマッシャー(大豆をつぶす行程に使います)
※容器をお持ちでない方には、りっつんでプラスチック容器をご用意いたします(別途料金 300円程度)。
 お手数ですが、お申し込みの際に【その他】の欄に「容器希望」とお書き添えください。

恒例の大人気夜学、「味噌づくり」が今年も開催されます!
りっつんにおいしい野菜を届けてくださる、石岡市・長井農園の長井さんが味噌仕込みの手ほどきをしてくださいます。長井さんのところでとれた有機大豆、お米を使って、完全無農薬のお味噌をご一緒に作りませんか?
約2時間程の作業で、茹でた大豆をつぶす工程からお味噌を容器に詰めるまでを体験していただきます。各自、ご自身の分を作っていただき、仕込んだお味噌はお持ち帰りいただけます。初めての方も大歓迎です。皆さまのご参加をお待ちしております。

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