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第26回りっつん夜学 日本の徳育強化の政策をシュタイナーで読む

本日の夜学のお題はズバリ、シュタイナー。筑波大学准教授の吉田武男先生をお招きして、シュタイナーと日本の徳育教育について聞き、考え、語る(+食べる)を堪能しました。

夜学が始まります!

先生のお話が始まりました。

問題の焦点は・・・?

問題の焦点は・・・?

吉田先生が今一番注目されている日本の教育の問題点は、「徳育」問題だそうです。現在、教育再生会議では小中学校で道徳を「徳育」として正式教科にするか否か、検討がおこなわれています。安部元首相指揮の下、教育改革の四つの柱のひとつとして掲げられていたこの「徳育」問題は、首相交代によっても現在議論が続けられています。道徳教育の行く末について、吉田先生は今とても注目されています。
今回の夜学では参加者に「教育再生会議第二次報告の検討」と書かれたプリントが配られました。これは先生が「教職研修」2007年9月号に書かれたもので、この中で先生は政治的なコメントになることを避けつつも、ご自身の研究課題でもあるシュタイナー思想に基づく教育理念をうまく表現していらっしゃいます。
シュタイナーと徳育問題、いったいどのようにつながっていくのでしょう?

吉田武男 先生 プロフィール

吉田武男先生

1954年奈良県生まれ。奈良市の小学校教員から筑波大学大学院に進学。
筑波大学大学院博士課程教育学研究科(教育学専攻)単位取得退学。
関西外国語大学、高知大学教育学部を経て、現在、筑波大学大学院准教授(人間総合科学研究科)。

博士(教育学)の学位を取得(筑波大学、2006年):論文題目「シュタイナーの人間形成論に関する研究―特に道徳教育に着目して―」。専門は、道徳教育学、教育方法学。

主要著書に、『シュタイナー教育を学びたい人のために―シュタイナー教育研究入門―』、『シュタイナー教育名言100選』、『カウンセラーは学校を救えるか』、『教師をダメにするカウンセリング依存症』など。

少林寺拳法准拳士初段、太極拳日中友好協会認定1級、日本サッカー協会公認審判員3級

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シュタイナーとの出会い

吉田先生は今から30年近く前にシュタイナー教育と出会い、今日までずっと研究を続けてこられました(先生いわく、奥様よりも長いお付き合いだそうです)。長い研究生活の中で初めて、昨年9月から半年間にわたって外国に滞在し、ドイツのニュルンベルグにあるシュタイナーの教員養成ゼミナールで研究されました。「シュタイナー教育の教師になりたいとは思わないけれど興味関心はある」とおっしゃる吉田先生、お嬢様をシュタイナー学校に通学させたそうです。

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シュタイナー教育とは?

シュタイナー教育とは?

ここで夜学の参加者の中でもシュタイナー教育について初めて触れる方のために吉田先生からシュタイナー学校について簡単な説明がありました。「シュタイナー学校とは簡単にいうと教科書、テストがなく、一人の担任が入学から8年生までを通して受け持ちます。学校に校長先生や教頭先生はおらず、学費は生徒の両親と先生が相談して決めます。学校に医者が常駐し、また独自の教員養成プログラムを持っています。」
シュタイナー教育の社会観には政治・経済・精神の3つがそれぞれ独立して存在すべきだという、社会有機体三分節化運動があります。また精神生活のひとつである教育は資本主義社会において政治や経済界から意識的に独立しなければならないと考えられています。そのため、シュタイナー学校では時の教育政策に基づいて造られる既成の教科書は一切使用しません。そのような教科書は政治的な領域および経済的な領域から何らかの影響(圧力)を受けやすいと考えられるからです。
かつてドイツでは、子供は基礎学校の第4学年卒業時、すなわち10歳で経済的・社会的境遇によって将来が決まると言われていました。親の収入や家庭環境などが子供の将来に大きな影響を与えてしまっていたのです(現在でも、その実態は基本的に変わっていません)。このような経済・社会が教育に与える影響を排除するため、シュタイナーは8年間同じ担任と同じクラスメイトで教育することを提案したのです(現在は12年間の統合制学校となっています)。一人の先生が長期にわたって子供とかかわることで子供の「気質」を尊重し、両親と教師(家庭と学校)の協力関係を強くし、テストという測定のための道具を使用しなくても、子供たちがどのような状態にあるのかを常に把握することができます。ちなみにシュタイナー学校に通学された吉田先生のお子さんは、点数はなくとも自分のことをきちんと評価してくれている成績表を見て「また行きたい」とおっしゃったそうです。

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どんな授業?

シュタイナー教育では、ひとつの科目を4週間から6週間かけて毎日約2時間扱う、エポック授業と呼ばれる形式がとられています。これは心性をある一定の期間にわたってひとつのことに集中するためです。学んだことを次にその科目を勉強する期間までに忘れてしまいますが、忘れることはシュタイナー教育ではとても重要なこととされています。忘れたことを思い出し、繰り返すことで各教科領域の関連・統合が図られ、子供の全体的な成長が促進されるのです。
また絵や音楽を中心とした「芸術的要素」の浸透が重視されています。体や声を使ったオイリュトミーと呼ばれる体操や、絵画、音楽、工作などの時間をたっぷりととり、また一般的な教科の教授法にも歌やイメージなどの技法が取り入れられ、知識のつめこみではなく、子供たちがしっかりと感じ、会得しながら学ぶ、そのような教育がなされています。
さらにシュタイナー教育では子供は7年周期で大きくなるとされています。0~7歳は幼児期とされ、親を模倣し、意思の教育が行われます(体の基礎を作る時期)。7~14歳は児童期で感情の教育(感情を豊かに育む時期)が重視され、14~21歳は青年期、知性(思考)の教育(抽象的・論理的思考を養う時期)が重視されます。このような考え方からすると、児童期は特に感情の教育をすべき時期であり、テスト漬けの詰め込み勉強をすることは好ましくないといえるでしょう。

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日本で受け入れられなかったシュタイナー

日本で受け入れられなかったシュタイナー

このようにシュタイナー教育はとてもすばらしいものですが、その一方で日本では長い間受け入れられませんでした。その理由は主に、シュタイナー思想の背後にある、宗教的ともとられる考え方にあります。シュタイナーは人間は「肉体」「心性」「精神」の3つから成り立つ考え、さらに肉体は目に見える「物質的肉体」、目に見えない「エーテル体」「アストラル体」「自我体」と呼ばれる3つの構成体からなるとしています。その中には死後の世界という概念も含まれます。このような宗教的教育思想が日本の教育界で受け入れられにくかった最大の理由といえます。シュタイナー研究者で早稲田大学教授であった子安美知子さんは1970年代にご自身の娘をミュンヘンのシュタイナー学校に入れられ、自らも親としてシュタイナー教育を体験されました。そしてその経験を踏まえてシュタイナー教育を日本に紹介されました。折しも日本は高度経済成長期、いい大学に行くために子供たちの教育現場ではテスト、テストの毎日です。そのような社会情勢の中で「テストのない学校」というシュタイナー学校の紹介は実に衝撃的なものであったでしょう。
近年、日本でもこのシュタイナー教育の導入が一部で進められており、代表的なものは小泉政権下で内閣府による「構造改革特別区域法」、いわゆる特区と呼ばれる制度を通して2005年に設立された神奈川県藤野町のシュタイナー学園です(日本で7番目のシュタイナー学校)。また、2008年度には子安美知子さんがシュタイナー教育を取り入れた学校を千葉県に開校されるそうです。

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日本の学校における徳育教育

日本の学校における徳育教育

今回の夜学で配布されたプリントの中で、吉田先生は日本の徳育について次のように述べられています。「教育学の視点から見れば、徳育の教科化は道徳教育の『格上げ』ではなく愚弄的な『格下げ』を意味している。(中略)道徳教育は教科教育の上に位置付けられるべきものであって、いやしくも教科教育と同列に扱うべき程度のものでは決してないのである。」さらに世界の例を挙げ、「道徳教育は多くの国々では宗教を媒介にして行われている」といいます。「道徳は食事における『塩』のようなものとして捉えられている。すなわち人間は塩(道徳)なしでは生きられないが、塩(道徳)だけを摂取できないので食事(媒介物)のなかに適量だけ混ぜることによっておいしく食べて健康に生きているのである。」
シュタイナーは「頭はぐうたらで首の上に座って命令するだけである」と言っています。頭で考えても道徳教育はできません。体も心も使って、体験を通して学ばないとわからないのです。日本では今なお道徳教育が「頭」からの教育で行われています。「道徳はそれとわからないように教えましょう。」とても考えさせられるシュタイナーの言葉です。
また、吉田先生は体験活動の重要性と問題点についても指摘されました。「子供に自然活動・職場体験・奉仕活動などのさまざまな体験をさせることは確かによいことである。しかしそれをいつどこで、何をどこまで、誰に行うのかが問われなければならないであろう。」さらに高校生の奉仕活動の内容が議論されないままに取り入れられる危険性について「欺瞞的な道徳は子供にとって道徳そのものを不信にさせてしまう。義務化された奉仕活動は強制労働と同類になるばかりか、欺瞞活動になってしまうであろう。」と述べられています。
何よりも「専門家の言説に踊らされ」て、「カウンセリングを筆頭に、性教育、食育、読書指導、読み聞かせ活動、小学校の英語教育などが、十分に現場で議論を重ねないまま学校教育に持ち込まれている」こと、いつ、どこで、どのようにして行うのか、なぜそれが学校で必要なのか、きちんと吟味することが大切だと言われています。

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カウンセリング依存症?

カウンセリング依存症?

吉田先生はご著書の中で2001年の大阪教育大学付属池田小学校事件に始まる一連の教育現場で発生した痛ましい事件と、その後何の疑いもなく各学校に派遣された「心の専門家」への過剰な期待、とにかく何かあれば「心の問題」として全ての子供たちにカウンセリングを受けさせればいいという風潮を「心理主義」や「カウンセリング依存症」と呼び、現実の教育問題の所在が隠れてしまうと警鐘を鳴らしています。「『心理主義』の手法が学習過程の中に組み込まれるようになったために、子供は広く社会に目を向けるのではなく、外的な日常の社会や関係性と切り離された形で、もっぱら個々人の内側の心的世界、あるいはせいぜい身近なところにいる友人の心的世界に目を向けるように導かれてしまった」こと、その結果、「社会集団における教師と子供たち、あるいは子供同士の関係性、さらには現実の日常的社会との『つながり』がますます弱められてしまっている。」ことを指摘されています。(「カウンセリングは学校を救えるか」より)
画一的な「こころの専門家」の学校への導入は、全ての子供たち(その子に問題があっても無くても)、心理テストやカウンセリングを受けさせたりして、子供たちと先生との間に不必要な距離感を生み出したり、いろいろな事件の社会的背景を見えなくしてしまったりする、先生の責任が重くなって社会や親からのバッシングの対象とされてしまう、何より不安な学校で子供たちの「居場所」を無くしてしまう。そういった弊害が起こっていることは、吉田先生だけではなく、皆さんも少しずつ気が付いていることではないでしょうか?

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対症療法を越えて ~シュタイナーに思うこと~

対症療法を越えて ~シュタイナーに思うこと~

そして、以上のようなさまざまな問題を抱えた日本の教育現場において、シュタイナー教育が果たせる役割についてお話してくださいました。以下、先生の著書「シュタイナー教育を学びたい人のために」から一部抜粋を加えてご紹介させていただきます。
「シュタイナー教育には、その時々の問題に対して、対症療法的でない、根本的な解決策がつねに内包されている」のではないかと先生は述べられています。「確かに、シュタイナー教育には創始者の思想をはじめ、さまざまな問題点もあり、また既成の教科書が使用されないなど、わが国の現実にそぐわないものも含まれている。」その一方で「シュタイナー教育では、12年間の総合制のもとに、テストやその成績による子供同士の過剰なまでの競い合いもないために、健全な仲間同士の「集団作り(学級作り)ができており、「居場所」や「安心できる関係」が自然に作られている。また、8年間の学級担任制も、教師と子供との「安心できる関係」を生み出している(もちろん、教師と子供の親との関係においても同様である)。」確かに、日本の教育現場でもてはやされているカウンセリング至上主義が「いじめ」や「不登校」が起きてからの対症療法だとすると、そのようなことが起きる前から、子供、教師、親が信頼しあい、子供が安心できる居場所を作ることを前提としたシュタイナー教育はとても有効な予防策として位置付けることができるのかもしれません。
吉田先生はこれといって特にシュタイナー教育を普及されるような活動をとりわけ積極的に行われているわけではありません。けれども講演の依頼があればその場に出向き、シュタイナー教育への理解を助け、教育政策を考える活動に参加されています。「本流にのってしまうと全体が見えなくなる、亜流でいれば全体がよく見える」と先生。「狂信者にならぬように」というシュタイナーの発言を忘れず、ご自分のペースで「日本の教育の理論と実践にしっかりと足を置きながら」研究、啓蒙活動を進めていらっしゃいます。

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日々の生活でシュタイナーを実践する

日々の生活でシュタイナーを実践する

最後に参加者の一人から、面白い質問がありました。「私は幼稚園の教諭をしています。子供がトイレに入るとき、トイレ用のスリッパに履き替えるのに上履きを脱ぎ散らかすので、きれいに脱いで並べられるように床に足型を描きました。子供が自然とそれを守ってくれるようになるまで経過を見てみたいと思ったからです。口頭で注意することも考えたのですが、子供の意志を尊重したいのでできればそうしたくはありません。どのようするのが一番いいでしょうか?」
それに対して先生が答えられました。「幼児期の子供は大人を模倣します。それも自らが信頼し、尊敬でき、権威をもつ大人(親など)の行動を模倣するのです。この場合大切なのは、先生がそれとなくスリッパをそろえてトイレに入るところを子供に見せ続けることではないでしょうか(「道徳はそれとわからないように教えましょう」、という原則の一例です)。幼児期の子供は意志や知性は未熟ですが、将来意志や知性が備わればその行動をきっと理解できるはずです。」


夜学風景


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そしてお食事の時間

興奮冷めやらぬ中、いろいろなお話しをしながら、おいしく体にやさしいお弁当をゆっくりといただきました。。

本日のまかない

<本日のまかない>

~りっつん特製サンドイッチセット~
◆コロッケサンドパン
◆クラムチャウダー
◆温野菜サラダ
◆豆富チーズケーキ
◆三年番茶/ダージリンティー

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参加したみなさんの感想

  • ◆シュタイナー教育に関する考え方よりも、シュタイナーの学び方、理解方法を詳細に説明されており感銘をうけました。学問についてその真理を追求することが、教育さらにはすべて社会環境に精通するものと感じました。冗談も楽しく夜学にふさわしい貴重な時間でした。
  • ◆精神と物質のバランスをとることが大事とのお話に、最近の心を重要視しすぎる社会の風潮がおかしいと改めて目を開かれる思いでした。
  • ◆シュタイナーのファンになりました。ありがとうございました。
  • ◆シュタイナーって学校教育だけだと思っていました。"生"そのものだったのですね。
    エーテル体・アストラル体など、おもしろかったです。
  • ◆シュタイナーの教育をもっと進んで勉強してみたいと思いました。
    また、美味しいお料理をありがとうございました。
  • ◆子供の教育の参考になるかな・・・と軽い気持ちで申し込みましたが、自分にとっても、とてもためになるお話で、何度も何度もうなずきながら聞いていました。
    心ばかり見ててもだめとか、頭で考えるだけではだめとか、私もつい頭だけで考え、答えが出ないことが多いので、それではいけないんだなと気づかされました。
  • ◆ざっくばらんな先生の人柄と、ユーモアたっぷりの話で全く退屈することなく、2時間があっという間でした。
    また、吉田先生の夜学をぜひ聞きたいです。
  • ◆大変面白かったです。物事をもう少し客観的にみてみよう、と思うことができました。
  • ◆シュタイナーを知らない私で、始めは、むずかしそうな感じで引いてしまいそうでしたが、吉田先生のお話を聞いているうちに、人間形成の時期がわかってくると、自分の子育てにどのようなかかわりが持てるのか、考え直せる、貴重な時間が持てました。
    奥深い事であるものだと思います。今日をきっかけに、もっとシュタイナーのことを知ろうと思います。
  • ◆現代「心」ばかりに注目されすぎており、全体(経済や政治も含め)をバランスよく取り入れていく大切さを感じました。2時間という時間でしたが、あっという間に過ぎ、たのしく、おもしろく、そして大変ためになりました。

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店主のあとがき

店主のあとがき

関東大震災、世界恐慌、東京大空襲を生きた祖母から引き継いだDNAのせいで、他人が「これ、いいよ」と言うことに、その言葉強ければ強いほど反発をする性質が店主にはあります。だから、自分がいいと思ったものを他の方におすすめすることに気後れがあり、ショップの経営に向いていないのかなぁ、なんて、くよくよすることがよくあります。

シュタイナーについても、マクロビオティックについても、雑穀料理についても、動物愛護についても、環境問題についても、戦争についても、原子力発電についても、「これが正しい、間違いない」という強い思いに至らず、それが主張できうるこんなすてきなお店なのに、生ぬるいスタンスにもどかしさを感じる方も多くおられるかと思います。

今回の夜学を開催するにあたり、吉田先生と数回交わしたメールのやりとり、そして今宵のお話をお聞きして、中途半端な理解や刑事・民事・天罰すべての責任を受けて立つ覚悟なしに、人の人生を変えてしまうような信条を持つことは、理由もなくことを深く信じる「妄信」になってしまうから、今の店主がみなさんにお伝えすることは段階的で「よし」とすることにしました。第26回夜学の店主の最大の学びです。

40年前の小学2年生時代、引きこもっていた私が殻をやぶったのは、窮屈な生徒指導室での主任との理由探しからではありませんでした。徳をつむ大人ではありませんが、よそさまに迷惑をかけずに生きていこうとする社会力が身についたのは、気づけば、背中を押した隣の教室の先生の手のぬくもりであり、内にこもる意識を社会や世の中に導いた会話であり、卒業するまで続いたその先生との人間づきあいからでした。「今思えば」です。シュタイナーの「道徳はそれとはわからないように教えましょう」。うーん、唸ります。

りっつんでは、日本由来の有印良品とともにルドルフ・シュタイナーの思想の影響を受けた沢山の品々をお客様にご提供しています。店主の私自身はシュタイナー主義者ではないのですが、教育、農業、医学、建築、経済、宇宙など、食べること、暮らすこと、学ぶことについて、考え考え考えていると、オイリュトミー、バイオダイナミック農法、ゲーテアヌムなどシュタイナーが仕掛けた発信装置にたどり着いてしまうことが多くあります。

きっと、シュタイナーが気なる存在としてこれからも私たちの生活に関わりを持ってくると思います。そんなとき、この夜学レポートを読み返し、吉田先生の語りを思い出し、妄信することなく、自分で調べ、自分で理解しながら、ハンサムなシュタイナーとお付き合いしていきたいと思いました。

あいにくの雨、足元のお悪い中おこしくださった、吉田先生、お客様、そして、今回もおいしいまかないをこさえてくださったスタッフのみなさま、ありがとうございました。

りっつん店主・小清水美恵

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今回の夜学のご案内

【第26回】 10月19日(金)19:00~21:30
「日本の徳育強化の政策をシュタイナーで読む」
講師:筑波大学大学院准教授 吉田武男先生(人間総合科学研究科)
まかないつき学費 2,000円

りっつんでは、日本由来の有印良品とともにルドルフ・シュタイナーの思想の影響を受けた沢山の品々をお客様ご提供しています。店主の私自身がシュタイナー主義者ではないのですが、教育、農業、医学、建築、経済、宇宙など、食べること、暮らすこと、学ぶことについて、考え考え考えていると、オイリュトミー、バイオダイナミック農法、ゲーテアヌムなどシュタイナーが仕掛けた発信装置にたどり着いてしまうことが多くあります。
っということで、シュタイナーについて少しかじれる念願の夜学が実現いたしました!
DOU-TOKU(道徳)、TOKU-IKU(徳育)ってなんだろう…旧態依然としたイデオロギチックなアレルギー反応と偏った概念で、そのことを「知る」ということ「考える」ということを避けてはいないだろうか。今回は、「人間とは何か」というシュタイナーの人間理解を読み解き、念頭に置きながら、現代の社会の中でさまよう教育現場での新しい道徳教育の必要性や意義、さらには道徳の本質についてお話いただきます。
今回の夜学も混雑が予想されます、お申し込みはお早めに!

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■お問い合せ:夜学についての内容および講師の個人的なお問い合わせについては、メールで承っております。

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